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煉獄日記

目指せ天国。

英検1級について【その一】

英検1級を手に入れた!履歴書にしっかり書ける資格を生まれて初めて手に入れて、ちょっとむふふな気分です。

英検1級は受験者も合格者も少ないし、「どのくらいで受かるの?」という感覚がとてもつかみにくいテストだと思うので、特に二次試験の面接について、自分がどんな勉強をしてどの程度の手ごたえで受かったのかをひとつのサンプルとして書いておこうと思う。誰かの参考になるといいな。

 

実は今回の英検は2度目の受験。1度目はまさかの1点不足で不合格。

ちなみに不合格だった初回受験の得点は、

①Short speech 15/30

②Interaction  18/30

③Grammar and Vocabulary  12/20

④Pronunciation  14/20

合計 59/100(合格ライン60点)

という感じでした。

そこで私が感じたのは、やっぱりスピーチのむずかしさ。トピックを選び考えをまとめる作業を1分でやるというのはやっぱりきつい。英語力とかじゃなく、単に言うことが思いつかない。

その時私が選んだのは「映画は現代社会に影響を及ぼしたか?」というトピックでした。これでも出身は映画学科。映画についてはそれなりの知識があり、そのトピックを見つけた時には「これならいけるかも」と一瞬希望の光がさしました。しかしその知識量が英検ではあだとなった。ひとつ理由を思いついても、それに対する反論が一緒にぽんぽん浮かんできて、「どれも理由としては不十分すぎる」と感じてしまい結局スピーチはぼろぼろ。その時は理由として、エンターテイメントの形態が変化したこと、プロパガンダとして利用され戦争激化の引き金となったことの二点を話しました。しかしそれらについて英語で読んだり話したりした経験が少なかったこともあり、同じ語彙や文法の繰り返しが多くなってしまったことが③Grammar and Vocabularyの得点を下げた原因にもなったのかな、と思います。あとスピーチ時間の二分を測る時計があることを知らず、話し終わったらまだ15秒残っていて、思わず「Oh...」と言ってしまいました(苦笑)これは確実に点数を下げる原因になったと思うので、時間配分の重要性を痛いほど感じました。

また質疑応答の時にも、理由としてあまりにもぼんやりとしていた「エンターテイメントの形態の変化」という点について質問が集中し、自分の中に次々浮かんでくる反論の渦の中で「That's... no, umm...」みたいにもにょもにょと話す場面が多発。スピーチに比べれば、対話に近い形式で進む質疑応答は得点しやすいパートだと思うのですが、そこで対話が成立しなかったことがよくなかったなと思います。ある程度いい加減なことでも、びしっと話した方が絶対よかったんだろうな。脳みその単純化が大事。ちょっとくらいの論理の矛盾は無視しよう。

というわけで、ほんのちょっと対策はしたものの、スピーチを2分測ってやる経験がほとんどないまま受けた初めての英検1級は、こんな感じで焦っておろおろしているうちに過ぎ去ってしまいました。

 

まさか1点不足という微妙な点数での不合格は予想してなかったので、「次は受かってみせる!」という原動力にはなったかな。その後の勉強としては、非常にオーソドックスなテキストですが、旺文社の対策本を使いました。 

14日でできる! 英検1級 二次試験・面接 完全予想問題 (旺文社英検書)

14日でできる! 英検1級 二次試験・面接 完全予想問題 (旺文社英検書)

 

 使い方としては、

①1回分のスピーチをCDを聞きながら発音練習(すらすら読めるまで)

②そのあとの質疑応答パートも発音練習(こちらもすらすら読めるまで)

③30秒測って同じトピックでスピーチを考える(サンプルエッセイと同じ論点でも可)

④2分スピーチをiPadで録画しながら練習

⑤動画を見て反省(本当に「うわ~きもい~(笑)」ってするだけ)

の五段階を週に2~3回、約一か月間やりました。というわけで実は結局一周もできてない。8日分くらいかな?残りはちらほら読んで適当に発音練習と論点の確認をしただけ。

ずいぶん甘っちょろい練習ではありましたが、1分間の使い方と2分スピーチにおける内容の時間配分を覚えるには十分だったと思います。③のステップを30秒にしたのは、直前に同じトピックで書かれたエッセイの発音練習をしていること、本番ではトピックを選ぶ作業も1分に含まれていることを考慮して。2分スピーチはイントロと本論その一が終わった時点で1分強、本論その二が終わった時点で残り10秒が私にとっての理想形で、理由を思いつく限り話していって時間になったらそこでやめる、という感じで次の内容に移るようにしました。多少理由の説明が尻切れトンボでも、気にせず「次!次!」という気持ちで(笑)

あと⑤の動画を見るステップは心理的抵抗が大きい人も多いと思いますが、っていうか自分の動画を見るのは本当に気持ち悪いし「うわぁ…」という気分に私もなりましたが、それでもやることをおすすめします。録音ではなく、録画すること。それを見ると、どんな風にしゃべると焦っているように見えるか、視線をどこに向けると相手に伝わる話し方になるか、そういうことが手に取るようにわかります。

 

ちょっと長くなったので英検本番についてはまた今度。しかしこんな練習でよく受かったな、と我ながら思います。でも受かったら受かったもん勝ちだもんねー。